使役動詞とは、「〜させる」という意味を持つ動詞のこと。
英語の使役動詞は、主に以下の4種類がある。
- make
- let
- have
- get
どれも「〜させる」という意味を持つが、状況や意味合いによって、使い分けが必要になる。
▶︎make
無理やりにでも、または強制的に、相手の気持ちに反して「〜させる」という意味がある。
相手の希望に応じる時、または相手の希望を許可する場合には使わない。
主語+make +人/物+動詞の原型 「〜(主語)が◯◯(人/物)に〜させる」
▶︎let
相手が何かをすることを許す、許可するという意味がある。
こちらからの意思よりも、相手に判断を委ねるという意味を含み、許可を求めたり要求したりする際にも使う。
主語+let +人/物+動詞の原型 「〜(主語)が◯◯(人/物)に〜させる」
▶︎have
相手に何かを要求する際に使われる。
「〜させる」対象の人物の立場的に、「〜してもらって当然」という意味合いがあり、makeよりも強制度は低い。
「〜させる」対象の人物にが、義務として「〜しなければならない」と認識しているであろうというニュアンスが含まれている。
主語+have+人/物+動詞の原型 「〜(主語)が◯◯(人/物)に〜させる」
▶︎get
上記のhaveとほぼ同じ意味合いを持っているが、haveよりも強制力は強く、同じく上記のmakeに近いニュアンスがある。
主語+get+人+to不定詞(または〜ing)「〜(主語)が◯◯(人/物)に〜させる」